NTRた母の見どころ
【作品概要】
「NTRた母」は、家族を捨てた女が、愛と欲望の狭間で再び“女”として堕ちていく――そんな切なくも濃密な人間ドラマを描いたNTR(寝取られ)系の話題作。
夫に背を向け、息子を置き去りにして家を出た女・三浦佐江。
彼女の人生は、罪悪感と孤独の狭間でゆっくりと壊れていく。
やがて出会う年下の青年・斎藤英太との関係が、
彼女を再び“母でも妻でもない、ただの女”へと変えていく――。
本作は単なる官能作品ではなく、人間の弱さと欲望の再生をテーマにした心理劇。
肉体の描写よりも、そこに至る心の過程が丁寧に描かれており、
“堕ちる瞬間のリアルさ”が静かに心を刺す。
【あらすじ】
夫と息子を残して家を出た三浦佐江。
愛情を信じることができなくなった彼女は、
「妻でも母でもない自分」として新しい人生を歩もうとしていた。
だが、現実は冷たく、孤独は深い。
寂しさを埋めるために始めた軽い浮気は、やがてすべてを壊した。
居場所を失い、心が空洞になった佐江の前に現れたのは、
パート先のスーパーのオーナーの息子――斎藤英太。
「旦那さんに、捨てられたんですか?」
若さゆえの残酷な笑みを浮かべる英太。
その視線は、佐江の“まだ女を捨てきれない身体”に向けられていた。
一線を越えた夜、佐江は初めて“生きている実感”を取り戻す。
母でも妻でもない――ただ、一人の女として抱かれる悦び。
それは同時に、壊れた家族への最後の裏切りでもあった。
行為の中で、英太は彼女に支配と優しさを与える。
そして佐江の中で、罪悪感は少しずつ快楽へと変わっていく。
やがて、彼女は完全に“堕ちた母”となり、
戻る場所も、許してくれる人も、もうどこにもいなかった。
【見どころ】
本作の最大の見どころは、佐江という女性の「壊れていく過程」。
最初から奔放な女ではない。
むしろ“家族を愛していたからこそ壊れた”という皮肉な構図が、
読者に複雑な感情を抱かせる。
佐江は、性的な欲望に従って堕ちるのではなく、
“愛されたい”という人間的な欲求に負けていく。
この心理描写がリアルで、ただのエロスでは終わらない深みがある。
また、年下の青年・英太のキャラクター造形も見事。
若さと残酷さ、そしてどこかに漂う優しさ。
彼はただの加害者ではなく、彼女にとっての“最後の救い”でもある。
グレースケール仕上げの画面は落ち着いたトーンで統一され、
光と影のコントラストが、作品の哀しさと官能を引き立てている。
性行為の描写も過激ながら、決して下品ではなく、
“愛と罪の狭間”を感じさせる美しさが漂う。
【総評】
「NTRた母」は、
単なる寝取られエロスではなく、孤独と再生の物語として完成された秀作。
壊れた家庭。
途切れた母子の絆。
年下の男に抱かれて、女としての悦びを思い出す――。
そのすべてが背徳であり、同時に“人間らしさ”でもある。
読後には不思議な哀しさと温かさが残り、
罪深いのに、どこか救われたような感覚を覚える。
タイトルの「NTRた母」という言葉が象徴するのは、
“寝取られた”という受動的な意味だけではなく、
“奪われたことで再び自分を見つけた母”という皮肉な真実だ。
母モノ・NTR・年下男子との背徳関係――
これらのジャンルが好きな人にとって、本作は必読の一本。
愛と罪が交錯する“堕落の美学”を、ぜひその目で確かめてほしい。
d_683995 レーベル・シリーズ・ジャンルなど
- レビュー :
5.00 - 発売日 : 2025-10-15
- 収録 : 27ページ
- ジャンル : 熟女 人妻・主婦 巨乳 寝取り・寝取られ・NTR 中出し おっぱい 専売 男性向け 成人向け
- サークル : 鼻高モアイ
- 品番 : d_683995
- 価格 : ¥770

自己紹介
熟女・人妻ジャンルを10年以上追いかけているライター。
若い子にはない「大人の色気」や「背徳感」に強く惹かれ、数えきれないほどの同人誌を読み漁ってきました。
このサイトでは、**「本当に抜ける熟女同人だけを紹介する」**という視点でレビューを執筆しています。




