彼女のママとのセフレ契約 2 〜ママと二人で温泉編〜|拡張パーツ（遠藤良危）

彼女のママとのセフレ契約 2 〜ママと二人で温泉編〜の見どころ

「彼女のママとのセフレ契約2〜ママと二人で温泉編〜」は、
前作「彼女のママとのセフレ契約」から続くシリーズ第2弾。
禁断の関係を描く背徳ラブストーリーでありながら、
今回は“温泉旅館”という非日常の舞台を通して、
肉体だけではなく心までも溶け合っていく濃密な関係が描かれます。

前作でセフレ契約を結んだ主人公と、彼女の母・エリナ。
その関係が“ただの快楽”で終わるはずが、
次第に恋情へと変わっていく――そんな危うくも切ない展開が見どころです。

主人公とエリナが肉体関係を結んでから1ヶ月。
音信不通のまま過ぎたある日、彼のもとにエリナから一通のメッセージが届く。

「一緒に出かけましょう」

呼び出され、車に乗り込むと向かった先は――温泉旅館。
到着した部屋には“夫婦用の布団”が並び、
それを見つめながらエリナは艶やかに微笑む。

「今夜は、あなたを私のものにする」

浴衣に着替える中、エリナの色香と挑発に理性を保てるはずもなく、
主人公は彼女を押し倒す。
1ヶ月分の欲望をぶつけられ、余裕を見せていたエリナもすぐに絶頂。
その夜、二人は止まらない。

部屋で、布団の中で、そして旅館の浴場でも。
誰に見られるかもわからないスリルの中で、
二人は時間を忘れて身体を重ね続ける。

そして、静かな夜の中で語られるエリナの過去――。
夫との関係、母としての苦悩、そして孤独。
その寂しさに触れた瞬間、
主人公の中で芽生えるのは“罪悪感”ではなく“守りたいという想い”だった。

気づけば夜は明け、
日帰りのつもりが、二人は一夜を共にしてしまっていた。
誰にも言えない温泉旅行の夜は、
もはや単なるセフレの関係ではなくなっていた。

本作の最大の魅力は、“背徳と愛情の融合”。
単なる母モノ・熟女モノの域を超え、
「禁断の恋が芽生える瞬間」を丁寧に描いている点が秀逸です。

エリナは年上としての余裕を見せつつも、
息子世代の男に心を奪われていくギャップが非常にエロティック。
また、彼女の“母としての顔”と“女としての顔”の切り替わりが見事で、
行為の最中にも哀しみや愛しさが滲む。

特に浴場シーンは圧巻。
湯気に包まれた中、濡れた肌と艶やかな瞳が交錯する演出が非常に官能的で、
“温泉＝非日常＝罪”という構図を最大限に活かした名シーンとなっています。

さらに、作品終盤では主人公の感情変化にも注目。
“彼女の母と関係を持っている”という罪悪感よりも、
“この人を失いたくない”という愛情が勝ってしまう――
その葛藤が、物語にリアルな人間味を与えています。

「彼女のママとのセフレ契約2〜ママと二人で温泉編〜」は、
エロスとドラマの両立を果たした、シリーズ屈指の完成度を誇る続編。
背徳的な設定でありながら、読後にはどこか切ない余韻が残る。

主人公にとってエリナは“禁断の女”でありながら“本当の恋人”でもある。
その矛盾を抱えたまま、二人が一線を越え続ける姿に、
エロスを超えた人間的な情が見えてくる。

グレースケールで描かれる94ページの濃密ドラマは、
大人の恋愛を描いた作品としても読み応え抜群。
熟女好き・母モノ好きはもちろん、
“恋と欲が交差するエロス”を求める読者に強くおすすめしたい一作です。

自己紹介
熟女・人妻ジャンルを10年以上追いかけているライター。
若い子にはない「大人の色気」や「背徳感」に強く惹かれ、数えきれないほどの同人誌を読み漁ってきました。
このサイトでは、**「本当に抜ける熟女同人だけを紹介する」**という視点でレビューを執筆しています。