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母子ふたり暮らし 第一章『相思』|ふわとろおぱんちゅケーキ

母子ふたり暮らし  第一章『相思』

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 母子ふたり暮らし 第一章『相思』の見どころ

母子ふたり暮らし  第一章『相思』 画像1
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【レビュー】母子ふたり暮らし 第一章「相思」― 罪と愛のはざまで揺れる、母と息子の物語

“愛してはいけない。でも、どうしてもこの人を嫌いになれない。”

禁断のテーマ「母子愛」を真正面から描いた話題作、
『母子ふたり暮らし 第一章「相思」』。
ただの背徳ではなく、“二人の孤独と絆”を繊細に描き出す、
静かで深い人間ドラマとなっている。


◆ストーリー概要

母と息子。
それだけの、どこにでもある小さな家庭。

物語は、父を亡くして二人きりになった親子の暮らしから始まる。
息子はまだ若く、母はまだ女の年齢を残している。
支え合い、慰め合いながら暮らしていくうちに、
「親子」という線が、少しずつ曖昧になっていく。

「母として愛しているのか」
「女として惹かれてしまっているのか」

二人の心の奥に芽生えた“相思”が、
やがて抑えきれない感情の波を生み出していく――。


◆キャラクター描写

● 母

夫を亡くして以来、仕事と家事に追われながらも、
息子にだけは弱い姿を見せられる“優しさと哀しみ”の象徴。
息子を愛しすぎるがゆえに、
女としての自分を無意識に押し殺してきた女性。
だが、息子の成長と共に、
その感情が“母性”から“恋情”へと静かに変化していく。

● 息子

純粋で真面目。
母を守りたいという気持ちと、
女性としての母への憧れが混じり合う年頃。
やがて理性では抗えない想いに突き動かされ、
“息子”である自分と“男”としての自分の間で揺れる。


◆作品の魅力

1. フルカラーが生む“現実感”

本作は全37ページのフルカラー。
光の差し込み方や肌の色合いが非常に丁寧で、
まるで一枚一枚が“絵画のような空気感”を持っている。
日常の穏やかなシーンも、
一線を越える直前の緊張感も、
全てが柔らかく、それでいて生々しい。

2. 「禁断」ではなく「共依存」

この作品が他と一線を画すのは、
“背徳のスリル”よりも“心理のリアル”に焦点を当てている点。
お互いに依存し、傷を癒やし合うようにして惹かれていく二人の姿は、
悲しくも美しい。

3. 沈黙の中にある“告白”

言葉ではなく、視線や仕草、沈黙の描写が巧み。
読者が“二人の心の声”を感じ取れるような構成になっている。
それが「相思(おもいあい)」というタイトルの重みを一層際立たせる。


◆総評

『母子ふたり暮らし 第一章「相思」』は、
単なる禁断のエロスではなく、
愛と孤独、そして赦しの物語として完成している。

“母としての愛”と“女としての愛”の狭間で揺れる母。
“息子としての罪悪感”と“男としての欲望”の間で苦しむ息子。
その二人が、静かに心を寄せ合う姿は、
どこか儚く、そして温かい。

フルカラーの繊細な筆致、息を呑むような距離感、
そして沈黙の中に漂う“言葉にならない想い”。
本作は“禁断”というよりも、“悲恋”と呼ぶべき作品だろう。

第一章「相思」はまだ序章に過ぎない。
この先、二人の関係がどう変わっていくのか――
続編が待ち遠しくなる一作だ。

 

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