【レビュー】母さんはホームヘルパー〜部屋の片付けから性欲処理まで

母さんはホームヘルパー〜部屋の片付けから性欲処理までの見どころ

坂下直樹の母・優子は、明るく世話好きなホームヘルパー。
年頃の直樹は素直に甘えられずにいたが、どこかで母を異性として意識していた。

ある日、偶然にも母が訪問介護に出かける現場を目撃した直樹は、
好奇心からこっそり後をつけることに──。

そこで見たのは、高齢男性のアソコを嬉しそうに咥える“母”の姿。
献身的な笑顔、甘い声、濡れた瞳。
そこには“母”ではなく、“一人の雌として快楽に奉仕する女”がいた。

動揺しつつも、彼はその日から母の仕事を覗き見するようになり…
そして迎えた自分の誕生日、老人に誘われて再び母の元へ。
そのとき、彼は本当の意味で“母を失った”ことを知る――。

本作は「母親が老人の性欲処理をしているのを、息子が覗く」という構図のため、
近親・寝取り・老人×熟女・覗き見など、倫理観に挑戦する要素が多数含まれます。
苦手な方には強くおすすめできません。

『母さんはホームヘルパー〜部屋の片付けから性欲処理まで〜』は、
家族間の信頼や日常の中に潜む“もうひとつの顔”をテーマにした、
背徳感・葛藤・フェティッシュな視点を含んだ短編作品です。

明るくて優しい母親の裏にある、知られざる一面を覗き見てしまった息子の視点で物語が進み、
日常が静かに、しかし確実に崩れていく緊張感が描かれています。

家庭・信頼・性の境界が交錯するストーリーは、
倫理的タブーを想起させつつも、“見てはいけないけど目が離せない”心理的な吸引力を持っています。

絵柄は丁寧で肉感的、演出もシンプルながら印象的で、
フェティッシュなテーマを扱いながらも物語性と視覚的訴求力のバランスが取れた一作です。