妊活注意！の見どころ

『妊活注意！』レビュー

本作は、サークルの処女作 『種付け屋』 をリメイクした新作。
画力・キャラデザインが大幅に向上し、より実用性の高い仕上がりになっています。

夫婦生活10年以上の 人妻・ヒロイン と、エリート夫。
長年の不妊治療の末、夫の精子に問題があることが判明し「第三者からの精子提供」に踏み切ることになる。

学生時代から付き合い、結婚後も一途に夫だけを見てきた妻。
しかし「夫以外の精子で妊娠する」という事実に強い負い目を感じていた。

夫はといえば、もはや妻への執着も薄れ「子供ができれば自分が自由になれる」と冷めた態度。
妻が必死に相手を選んでいる間も、どこか他人事のようにふるまっていた。

やがてマッチングした男とホテルでの受け渡しの場面。
本来なら“容器に精子を出してもらうだけ”のはずが、相手の男は 「性交による提供」 を強引に持ち出してくる。

「他人の精子を注入して、もし子供に異常があったらどうするんですか？」

その一言に、長年の努力と不安を抱えていた妻の理性は揺らぐ。
そして――「性交の錯覚を脳に与えてから精子を注入する」という謎の提案を受け入れ、気づけば身体は男のペースに落とされていく。

人妻の葛藤と背徳
　一途な妻が「夫以外の精子」で妊娠しなければならない状況に追い込まれ、
　抵抗しながらも不安に負けて受け入れてしまう心の揺らぎがリアル。
夫の冷めた態度とNTR感
　「子供ができれば自由になれる」と考える夫の無関心さが、より背徳感を際立たせる。
　愛してきた相手が他人に抱かれる“仕方なさ”がえぐい。
第三者提供＝種付け性交の説得力
　単なるエロではなく「不妊治療」や「提供の正当性」を巧妙に絡めており、
　セックスが“避けられない必然”として描かれているのが強烈。
リメイクによる画力・演出の進化
　処女作『種付け屋』から大幅に絵の質が上がり、ヒロインの美しさ・行為シーンの迫力が格段に向上。