ウソイキ〜イケない妻の愛し方〜の見どころ

【レビュー】ウソイキ〜イケない妻の愛し方〜｜嘘から始まる夫婦の背徳ドラマ

『ウソイキ〜イケない妻の愛し方〜』は、10歳年下の妻と優しい夫、誰もが羨む夫婦に訪れる「嘘と欲望」を描いた大人向け同人コミックです。
一見幸せそうな夫婦生活の裏で、妻が抱える“体質的な悩み”と“夫に隠していた嘘”が引き金となり、二人の関係は思いがけない方向へ進んでいきます。

若い妻を持つ夫・智也は、誰もが羨む結婚生活を送っていた。
しかしある日、ふとした違和感から「妻が自分との行為で一度も本当にイったことがない」――つまり“嘘イキ”をしていた事実を知ってしまう。

問い詰められた妻・美咲は、涙ながらに「体質的に絶頂できない悩みを抱えていた」「大好きな夫に嫌われたくなくて演技していた」と告白。
ショックを受けつつも妻を責めきれない夫は、ある提案をする。

それは「体質改善のために、他の男性に抱かれてみてほしい」という常識を超えた提案だった。
妻を愛しているはずなのに、夫の心には密かに“背徳的な欲望”が芽生えていたのだ。

愛する夫を信じたい気持ちと、罪悪感に揺れる妻。
しかし、その“ウソ”がやがて二人の運命を大きく狂わせていく…。

「演技していた」という小さな嘘が、夫婦の信頼を揺さぶり、背徳的な提案へとつながっていく展開が秀逸。心理的なリアリティが作品に深みを与えています。

“妻を愛しているからこそ”という建前の裏に、実は夫自身の好奇心や支配欲が潜んでいる描写がスリリング。夫の歪んだ愛情が読者の背徳感を刺激します。

夫の期待に応えたい、嫌われたくない――そんな想いから「境界線を越えるかどうか」悩む妻の姿に、共感と緊張感が同時に走ります。

138ページの大ボリュームで描かれるため、心理ドラマから濃密な描写までじっくり楽しめる構成になっています。

『ウソイキ〜イケない妻の愛し方〜』は、夫婦の絆に潜む「嘘」と「欲望」が絡み合う背徳的なドラマ作品です。
ただの官能作品ではなく、心理的な葛藤や夫婦のリアルなすれ違いがしっかり描かれており、読後に強烈な印象を残します。

「嘘が呼ぶ背徳の行方を見届けたい」「夫婦もののNTRや背徳ストーリーが好き」という方に特におすすめの一作です。

自己紹介
熟女・人妻ジャンルを10年以上追いかけているライター。
若い子にはない「大人の色気」や「背徳感」に強く惹かれ、数えきれないほどの同人誌を読み漁ってきました。
このサイトでは、**「本当に抜ける熟女同人だけを紹介する」**という視点でレビューを執筆しています。