友達のお母さんに誘われて・・・田舎に来ちゃいました|あ〜る工房

友達のお母さんに誘われて・・・田舎に来ちゃいましたの見どころ

タイトル：友達のお母さんに誘われて…田舎に来ちゃいました
作者：庵ノ木文人（あんのきふみと）／サークル・あんの木屋
ジャンル：年上女性、田舎、恋愛ドラマ、再会、背徳ロマンス、同人漫画
総ページ数：43P（本文40P＋表紙・おまけ）

人気シリーズ「友達のお母さんに誘われて…」の続編。
前作で描かれた“禁断の関係”から数日後を舞台に、
都会の喧騒を離れた田舎で、主人公と年上女性の切なくも濃密なひとときを描く。
AI技術や3DCGを使わない、作者の柔らかい筆致による人間味あふれる作風が特徴。

主人公・進は、かつて友人の母である雫（しずく）さんと、
偶然から心も体も惹かれ合うようになった青年。

ある日、雫さんは田舎にある実家の空き家の片付けを頼まれる。
しかし一人では不安なため、進を誘って郊外の古民家へと向かう。
緑に囲まれた静かな集落、懐かしい匂いの漂う古い木の家。
二人は久しぶりの再会に照れながらも、
都会では味わえない穏やかな時間を過ごしていく。

しかし、そんな穏やかさの中でふとした仕草や視線が呼び起こす“あの日の記憶”。
どこか危うい空気の中で、
二人の関係はもう後戻りできないほど深く絡み合っていく。

本作の魅力は、田舎の空気感と年上女性の包容力を描く構成力にある。
作者の筆致は非常に丁寧で、蝉の声、夕暮れの風、畳の軋みといった
田舎特有の静けさがページごとに感じられる。

また、ヒロイン・雫の描かれ方も秀逸。
成熟した女性らしい落ち着きと母性、
そして若い主人公に対して見せる人間的な脆さが共存しており、
“年上の女性の魅力”をしっとりと表現している。

恋愛描写においても過度な刺激は抑えられ、
どちらかといえば情緒的な「恋の逃避行」として読めるバランス。
読者は登場人物の関係性に没入しながら、
二人だけの小さな夏を体験しているような感覚を味わえるだろう。

『友達のお母さんに誘われて…田舎に来ちゃいました』は、
いわゆる“年上×年下”の定番テーマに、
日本的な郷愁と心理ドラマの要素を融合させた秀作。

派手な展開よりも、静かな時間の中に生まれる心の変化を中心に据え、
登場人物の感情を繊細に描いている点が高く評価できる。
また、シリーズを通して読むと、
「関係を持つことの罪悪感」と「それでも惹かれ合う理由」がより深く理解でき、
物語全体の厚みが増す構成になっている。

ノスタルジックな田舎風景と、大人の恋愛の機微を味わいたい人におすすめの一作。
背徳ではなく“人としての温もり”を感じさせる大人のドラマとして、
安心して読める完成度の高い同人作品である。

レビュー : 5.00
発売日 : 2024-10-01
収録 : 43ページ
シリーズ : 友達のお母さんに誘われて・・・　
ジャンル : 熟女　野外・露出　中出し　ラブラブ・あまあま　おっぱい　お尻・ヒップ　男性向け　成人向け　歳の差　潮吹き　ムチムチ　旅行　コミケ104（2024夏）　
サークル : あ〜る工房　
品番 : d_450142
価格 : ￥770

自己紹介
熟女・人妻ジャンルを10年以上追いかけているライター。
若い子にはない「大人の色気」や「背徳感」に強く惹かれ、数えきれないほどの同人誌を読み漁ってきました。
このサイトでは、**「本当に抜ける熟女同人だけを紹介する」**という視点でレビューを執筆しています。