草野郎BOX総集編 2020-2023|草野郎

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草野郎BOX総集編 2020-2023の見どころ

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はじめに

同人誌の世界には、作家ごとの個性が色濃く反映されたジャンルが数多く存在します。その中で、NTR（寝取られ）や悪堕ち、催眠や洗脳、さらにはTSF（性転換）やモンスター娘化など、「背徳感」「変化」「堕落」 をテーマにした作品群を精力的に描き続けているのが 草野郎BOX です。

今回取り上げる 『草野郎BOX総集編 2020-2023』 は、その名の通り、2020年から2023年までにFANBOXやFantia、Ci-enといったプラットフォームで公開された同人作品を一冊にまとめた大ボリュームの総集編です。本編だけで380ページ、台詞差分や肌色差分を含めると総ページ数はなんと 824ページ。さらに、新規描き下ろし漫画まで収録されており、ファンにとっては「完全保存版」といえる内容になっています。

収録作品の魅力

1. 看板シリーズ『100日後に寝取られる彼女』

草野郎BOXの代表的作品といえば、このシリーズです。真面目で優等生な彼女が、少しずつ堕ちていく過程を「日数カウントダウン」という独自の手法で描くことで、読者は焦燥感と背徳感を同時に味わえます。総集編には、オリジナルの連載エピソードはもちろん、新規描き下ろしの幕間漫画 も収録。彼女の視点から描かれるビッチ化の過程が補完され、物語の厚みが増しています。

2. 多彩なジャンルの横断

本総集編の大きな特徴は、幅広いジャンルが網羅されている点 にあります。

NTR・ビッチ化 … 幼馴染が気づけば他の男に抱かれる、クラスメイトが黒く染められるなど、背徳感の王道。
催眠・洗脳 … 『催●術にかかりやすい彼女』『節分の鬼の作り方』など、抵抗できずに堕ちていく心理描写が光る。
悪堕ち・モンスター娘化 … サキュバス、ラミア、妖精などファンタジー要素と融合した退廃的な物語。
TSF（女体化） … 男が女へと変わり、異なる快楽に目覚めていく過程を描くことで独特の背徳を醸し出す。

このように、「変化」と「堕落」というモチーフを多彩なアプローチで描いているため、読者の性癖や好みにピンポイントで刺さる構成になっています。

特殊な性癖描写へのこだわり

草野郎BOXの特徴は、単なるエロスの消費ではなく、「人が変わっていく過程」そのものを丹念に描くこと にあります。
例えば、マミフィケーション（全身拘束）やハーレム奴●化といったニッチなジャンルも惜しみなく取り入れられ、キャラクターの心理描写とセットで表現されます。そのため、読み手は「なぜ堕ちたのか」「どうして抗えなかったのか」というプロセスまで体験できるのです。