僕の大好きな母さんと思う存分セックスできる日 2|ひげふらい

今すぐ漫画を読む

僕の大好きな母さんと思う存分セックスできる日 2の見どころ

今すぐ漫画を読む

全年齢向けレビュー紹介文

『僕の大好きな母さんと思う存分セックスできる日2』は、シリーズの続編として、前作に引き続き「家族の中での特別なつながり」がテーマになっている作品です。
タイトルだけ見ると刺激的に思えますが、実際には「家庭という閉ざされた空間で、どう人と人が向き合っていくか」という人間ドラマ的な要素が強いのが特徴です。

物語の主人公は息子・サトル。彼にとって母・ミサトは単なる家族以上の存在であり、強い憧れや特別な想いを抱いています。
しかしその想いは素直に表現できるものではなく、父親の存在が二人の間に常に影を落とします。特に今回は「父がリモートワークを始めた」という設定が、より二人の関係に緊張感をもたらしています。
一緒に過ごす時間が限られ、自由に気持ちを確かめ合えない日々が続く中で、サトルは自分の気持ちとどう向き合えばよいのか悩むことになります。

そんな中、母から突然届く一通のメッセージ。
それは父のいない間に会おう、という誘いでした。ここから、母と息子の間で眠っていた感情が一気に表面化し、ストーリーは新しい段階に進んでいきます。

本作の面白さは、表面的には「禁断の親子関係」という題材でありながら、その裏に 「母と子の距離感」「家族の在り方」「秘密がもたらす緊張感」 といったテーマがしっかり描かれているところです。
サトルにとっては葛藤と欲望の物語であり、ミサトにとっては母としての愛情と一人の女性としての心の揺れを描いた物語。両者の心理が交錯することで、読者に独特の切なさと背徳感を味わわせます。

また、シリーズとして読むことで、二人の関係の変化がより鮮明に浮かび上がってきます。前作を読んでいない方でも十分楽しめますが、1作目から読んでいる人にとっては「ついにここまで来たか」という展開に驚くかもしれません。

全体として、ドキドキする展開と濃厚な心理描写が合わさり、背徳感を含みつつも「禁断の愛の物語」として完成度の高い一作となっています。