メスメリズム総集編|abgrund

メスメリズム総集編の見どころ

本作は、abgrundによる人気催●シリーズ「メスメリズム」の総集編。
完結までの1〜6巻に加えて、限定本やペーパー、さらには紙版同人誌の表紙・カバーまでを収録した、まさに完全版ともいえる内容です。

さらに総集編描き下ろしとして、後日談フルカラー漫画10ページを収録。
シリーズ既読者にとっては総仕上げとして、新規読者にとっては一気読みの決定版として楽しめる一冊です。

カリスマセラピスト・イチローは、常人離れした催●技術を持つ男。
表向きはセラピーとして女性たちに接するが、その裏では人妻や女子校生を虜にし、次々と彼女たちを自分の思うままに堕としていく。

「石田祥子編」では夫を持つ人妻を、
「鳥海愛梨編」では純粋な女子校生をターゲットに、
巧妙な言葉と催●術で心と身体を絡め取り、背徳的な関係に引き込んでいく。

圧倒的なボリューム
　258ページという大ボリュームで、6作品すべてを一度に楽しめる構成。短編ごとに異なるヒロイン、異なるシチュエーションが用意されており、読み応えは十分。
ヒロインの多彩さ
　「人妻」と「女子校生」という二つの対照的なヒロイン像が、シリーズ全体にメリハリを生み出しています。成熟した女性と未熟な少女、それぞれが催●によってどのように変わっていくのかが丁寧に描写されています。
催●の持つ背徳感
　理性では抗えない状況に追い込まれる過程が見事に描かれており、読者は「もし自分だったら…」と想像せずにはいられないでしょう。精神を支配し、徐々に快楽に屈服させていく心理描写が作品全体の大きな魅力です。
孕ませ描写の強調
　ただ堕とすだけではなく、最終的に孕ませや托卵といった“結果”にまで踏み込んでいるのが本シリーズの特徴。肉体的なインパクトと共に、精神的な支配感を強調する演出になっています。
描き下ろし後日談
　総集編だけの特典として描き下ろされたフルカラー10ページは、シリーズを追ってきた読者へのご褒美。後日談という形で物語に余韻を与え、総集編としての完成度を高めています。