愛欲の底総集編の見どころ

愛欲の底総集編【同人レビュー】

『愛欲の底総集編』は、人妻と幼馴染を巡るNTR・嫉妬・愛欲をテーマにした人気シリーズの総集編です。
収録されているのは以下の3作：

フルカラーで描かれた本編は224ページの大ボリューム。
主人公の「妻」と「かつて好きだった同級生」という二人のヒロインに翻弄される背徳的な人間模様をまとめて楽しめる、シリーズ決定版とも言える一冊です。

本作の主人公。学生時代に氷室紗綾に片想いしていたが、先を越され失恋。
大学時代に出会った京香と結婚し、現在は幸せな結婚生活を送っている。
妻を深く愛しているが、性欲が強く、過去の想いも拭いきれない。

隼人の妻。大学時代に隼人と出会い結婚。
人の頼みを断れない面倒見の良い性格で、会社では社畜気味。
夫を深く愛しているが、夫の性的趣向から「他の男と関係を持つこと」を許されている。嫉妬と愛欲の間で揺れ動くヒロイン。

隼人の学生時代の同級生であり、隼人がかつて想いを寄せていた相手。
再会をきっかけに、隼人の妻・京香と親しくなり、三人で出かけることに。
「昔、自分を好きだった男」と「その妻」を前に、彼女の心にも抑えきれない感情と欲望が芽生えていく。

学生時代に想いを寄せていた同級生・氷室紗綾に失恋した隼人。
年月を経て、彼は京香と結婚し穏やかな日常を送っていた。

しかし、京香の会社に氷室が転職してきたことで状況は一変する。
旧友として、そして夫の過去を知る存在として氷室と関わる京香。
やがて3人で過ごす時間が増えるにつれ、隼人の心の奥底に眠っていた感情が呼び起こされ、関係は徐々に危うい方向へ傾いていく。

「知ってるよ？隼人くん、私のこと好きだったんでしょ？」
氷室の挑発的な言葉を皮切りに、嫉妬・欲望・背徳感が絡み合い、隼人夫妻と氷室の三角関係は泥沼へと突き進んでいく…。

人妻VS幼馴染という鉄板構図
妻と、かつて好きだった女性。二人の間で揺れ動く主人公の心情がリアルに描かれています。
NTRと嫉妬の応酬
不倫、嫉妬、逆NTRといった背徳展開がふんだんに盛り込まれており、緊張感が途切れません。
愛欲に溺れていく心理描写
「愛しているのに他の相手に惹かれてしまう」「嫉妬が逆に興奮に変わる」など、登場人物たちの矛盾と人間臭さが物語に深みを与えています。
フルカラー224Pの大ボリューム
総集編として3作分を一気に楽しめるため、シリーズ未読の方にも最適。コスパと満足感が非常に高いです。
シリーズを通じた人間関係の変化
第1作の再会から、第2作の嫉妬劇、第3作のハーレム展開まで、ストーリーが一気に追えるため、登場人物の変化や心の移ろいを一貫して楽しめます。